火災保険は保険料控除の対象になる?
生命保険ならば確定申告を行えば保険料控除が受けられ、家計にかかる負担はかなり軽くなるのはご存知かと思います。
では火災保険でも、保険料控除が受けられるのでしょうか。
結論から言うと答えは「NO」です。
火災保険は保険料控除を受ける事は出来ません。
2006年までは「損害保険料控除」という形で受けることが出来ましたが、翌年の税制改正により、損害保険料控除が廃止されました。
よって火災保険は保険料控除の対象から外れてしまったのです。
しかし損害保険料控除は廃止されたものの、新たに「地震保険料控除」が新設され、地震保険であれば控除を受けることが可能です。
支払ってきた保険料が控除の対象となるかどうか、控除金額が幾らかになるついては、保険会社から送られる控除証明書を見れば一目瞭然です。
控除証明書は非常に重要な書類ともなるのでしっかり確認し、大事に保管する様にして下さい。
ただ出来るのならば、火災保険分も控除して欲しいと思うのは正直な所でしょう。
2007年以降に契約した分に関してはどうしようもありませんが、2006年より前に契約した保険であれば控除対象になる可能性があります。
また保険期間が10年以上に及び2006年以降に契約の返還を行っていなければ、「旧長期損害保険料」として取り扱われます。
すると地震保険料控除の対象となるので、現在加入している火災保険が条件に該当するかどうか確認しましょう。
少々複雑な話になってしまいましたが、そこまで難しく考える必要はありません。
もし分かりにくい所があれば、保険の担当者まで気軽に相談するようにして下さい。
自分にぴったりの火災保険 | 04月21日更新